保護者・地域が学校運営に参画する小学校 いなみや須美 江戸川区議会議員
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2006 年 5 月 16 日    
保護者・地域が学校運営に参画する小学校
〜足立区立五反野小学校ヒアリング〜
都の学校経営計画の中で14年度から示されている「学校経営」とは――
「校長が『目指す学校』を具現化するため、各学校の教職員・予算・設備・その他の経営資源を活用し、もっとも有効な手段により、学校運営を行い、教育の質の維持・向上を目指すこと」だそう。

→江戸川区が地域力で実施している「すくすくスクール」(臨海小)をネットメンバーで視察(5/16)

『校長が目指す学校』に、違和感を覚えるのは私だけでしょうか?
私学ならともかく、公立学校は地域の子どもたちのためのものであり、地域の拠点。それぞれに地域の特性があり、固有の良き伝統や慣習があり、校風があります。そしてこれは学校選択の大きな要因にもなるでしょう。それなのに、ほぼ3年単位で入れ替わる校長先生の意向が最優先されるとは! 校長が変わるたびに経営方針が変わるのでは、学ぶ子どもたちも、教える先生方も、PTAもたまったもんじゃありません。

みなさんは、地域運営学校というのを聞いたことがありますか?
五反野小学校では、保護者や地域の方が合議制の機関である「学校運営協議会」を通して、一定の権限を持って学校運営に参画しています。イギリスをお手本に、2年前に制度化されたいわゆる「コミュニティスクール」の日本第1号です。今年は幼保一元化でも足立区を視察し、教育分野では2度目の足立区訪問となりました。
区教委のご説明の中で、胸のすくひとこと。「地域の学校で、校長が変わったら学校の望むものが変わるというのはおかしい。五反野小の5つのミッションのひとつには、『望む校長像』があります。」地域の望む校長であれ、ということ。思わずうなずいてしまいました。
学校評価や授業診断は5段階評価で、委員だけでなく、一般の保護者や地域の方々も行ないます。1や2があれば、ただ「すみません」ではなく、3や4にするためにどうするのかを具体的に提示し、またその評価をし、成果につなげます。

学校は変化に対応できない、前例踏襲で閉鎖的。さらに校長権限の強化がすすむ中、バランスを保つためにも、保護者や生徒、地域の意見をしっかりと反映できるしくみは、どの学校にも必要なことです。このことで、地域コミュニティが再生され、地域力も高まるでしょう。江戸川区にもぜひ実現したいものです。



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